プロポリスは、樹脂を分泌する植物の芽などから蜜蜂Apis Melliferaが採集した樹脂性の物質で、植物の様々な部分の分泌物や滲出物で構成されており、蜜蜂によりロウと混ぜられ、ある一定の堅さを持つ塗料となります。
蜜蜂達は自然界の敵、微有機物等から蜂巣を保護する目的でプロポリスを活用し、世界各地でも人間への一般治療薬として使用されてきています。
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蜂の巣から抜き取られたプロポリス
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蜂の巣に付着しているプロポリス
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アレクリン(Baccharis dracunculifolia)が起源となっているグリーンプロポリスはミナス・ジェライス州(ブラジル)で生産されています。 |
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ミナス・ジェライス州の植生は非常に異質で、無数の堕落地帯が見られます。こられは非常に多種の植物が存在する事を意味し、蜜蜂に対して蜜や花粉、その他の分泌物の非常に重要な供給源になります。
2次遷移地帯では、Baccharis dracunculifolia(野原のアレクリン)が準主要植物として生えているのが観察できます。
顕微鏡分析よるグリーンプロポリス中、同植物の断片量の全体におけるパーセント、蜜蜂の持ち運ぶ花粉篭の状態等を考慮すると、Baccharis
dracunculifoliaは蜜蜂にとって主な樹脂の供給源と言え、ミナス・ジェライス州のグリーンプロポリスの形成において重要であると言えます。
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堕落地帯、2次遷移地域のBaccharisdracunculifolia
(野原のアレクリン) |
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